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2024.03.07

高水三山

昨夏、西穂からジャンダルムに臨んで、タイムオーバーで涙を飲んでジャンを素通りしたのよ。

それで、今夏こそは…と「虎視眈々」の風情でオフトレに励むレディお二方と高水三山に登ってきました。
一昨日の雪が残っていたけど、チェーンスパイクを用意していたので問題なし。
下山は御嶽ではなく沢井に降りて、「澤乃井酒造」のガーデンで仕上げました♪

↓軍畑から歩き出して、最初のお寺「高源寺」の墓地にあるタヌキさん。

高水山の直下にある「浄福院」。私の大好きなお寺。

↓なぜ好きかというと、この狛犬さんたちがいるから♡

↓惣岳山山頂にある青渭神社。社殿の創建は崇神天皇の御代とのこと。紀元前なのだが…、 …本当か?  ってくらい、綺麗。

色々と縁起がありそうな彫り物なのだが、今ひとつ言われがわからない。浦島太郎かな…? とか、色々らしいものは浮かぶが…。 謎で楽しい♪

2024.03.04

阿弥陀岳・北稜

3月第1週の今回は阿弥陀岳北稜です。

3/2、10:00に美濃戸口の八ヶ岳山荘前に集合。今回のお客様はHさん、Kさんのお二方。美濃戸口周辺は韓国からいらしたレスキュー組織の団体がすごい人数で来ていて、お祭り騒ぎだったようでwww。




支度を整えて、10:30出発。前回に引き続き今回もバリなのでダブルロープ2本が効いて20kg。
1日に通過した低気圧のせいか、ずいぶん雪が増えていて先々週のアプローチとは大違い。道中最初に見える阿弥陀岳は今季初の雪山っぷりを見せてくれた。さらに大同心の冬壁っぷりも見事で「大同心にしようか!?」。

13:50に赤岳鉱泉にチェックインして、部屋で荷物を解いてからビーコンを持ってヘリポートへ。
ヘリポートとその向こうの沢の地形を使ってビーコン捜索のトレーニング。特にファインサーチの練習をやって鉱泉に戻りました。
夕食は恒例のステーキで、赤ワインもね♡

3/3、ひな祭りの日ですが、漢っぽい1日の幕開けなのです。3時起床、4:20鉱泉発。快晴無風、月と星と雪山の完璧な未明。ヘッドランプにキラキラする雪が嬉しいアプローチ。行者小屋4:45〜5:00。10分少々で文三郎道を左に分けて阿弥陀岳方面へ。さらに10分ほどで中岳のコルへの踏み跡を分けて右に北稜へ取り付く。森林限界を超えて5:40頃、急で硬い雪面で少し警戒しアンザイレン。明るくなったので、ついでにヘッドランプも仕舞う。この辺りから風が強まり始め、冷え込みがキツくなってきた。



6:25、岩場の取り付き。ショートロープを解除して、ダブルロープのアンザイレンに切り替え。溜めたロープを繰り出していただくことだけお願いしてスタート。左の凹角から短い右上ランぺ〜小岩から雪壁、ピナクルでビレイ。次のピッチはちょっと嫌な岩場から痩せたリッジ。

ハイマツの幹でビレイ。ここで実質終了。再びショートロープに切り替えて8:20、阿弥陀岳山頂。


360°雲一つない、素晴らしい景観。握手を交わし、写真を撮ったり山座同定したり、ひと時を過ごしたら8:35、風のない中岳のコルへ向けて下降。ここも油断ならないのでショートロープで、時々ビレイを交えながらコルまで降りて大休止。山頂とは打って変わって無風でポカポカ♡



入山当初は降雪後まもないので雪崩を警戒していたのですが、かなり雪の結合が良く、クラストした雪面なので時短を選択。中岳のコルからダイレクトに行者小屋に向けて下降することにしました。といっても、阿弥陀の東面は朝日が燦々と降り注いでいるので、登りのトレースに合流するまでは足早に降ります。9:50登り始めのトレースに合流して一安心。

↓途中でカモシカさんにも会ったよ♪

ゆっくり行者小屋に向かい、10:05~10:10、5分休憩で行者小屋を後にし、赤岳鉱泉へ。

道々、「赤岳鉱泉でラーメンかな?」「カレーか?」などと話しながら。「美濃戸のおばちゃんのところの肉そば、美味しいんだよ」と私。なんやかやで、おばちゃんのとこの肉そばを目指すべく、鉱泉のデポを回収し、そそくさと下山。

↓赤岳鉱泉のアイスキャンディー。11:15頃。横岳の上の雲が現れて、すぐ消える…。多分稜線の風は強まっていたと思われる…。



美濃戸の赤岳山荘で肉そば2+カレーライス1のお昼を食べて、13:30美濃戸口に下山。ある者はお風呂に入り、ある者はビールをいただき、1時間以上もまったりして帰途についたのでした。

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